2010年12月17日、中華工商時(shí)報(bào)は、中國(guó)人が預(yù)金をやめると米國(guó)が資金不足を起こすと指摘した。

【その他の寫(xiě)真】

記事は、このほど米紙ウォール?ストリート?ジャーナルが「中國(guó)が貯蓄をやめたら世界はどうなる？」と題した記事を掲載したが、これは正確には「世界」ではなく「米國(guó)」だ、と指摘した上で、米國(guó)経済における消費(fèi)が、中國(guó)による米國(guó)債の購(gòu)入に依存している構(gòu)図を浮き彫りにした。

09年の中國(guó)人の平均貯蓄率は46％、米國(guó)の場(chǎng)合はマイナス0．5％だった。つまり、中國(guó)人は100元稼ぐと46元貯金するが、米國(guó)人は100元稼いだら100．5元消費(fèi)する計(jì)算になる。中國(guó)人の高い預(yù)金率が、米國(guó)経済の資金不足解決に一役買(mǎi)っているというわけだ。記事は、だからこそクリントン國(guó)務(wù)長(zhǎng)官が初めて訪中した際にも、中國(guó)に対して米國(guó)債の購(gòu)入を促したのだ、と指摘した。

しかし記事は、「中國(guó)人が貯蓄して米國(guó)人に消費(fèi)させるのは不公平」とした上で、中國(guó)人も消費(fèi)者に変わっていく必要がある、と主張。それは米國(guó)の消費(fèi)経済に対してこれまでのような資金援助はできなくなることを意味するが、それこそ米國(guó)が最も憂(yōu)慮していることだ、と結(jié)論づけた。（翻訳?編集/津野尾）