2010年12月14日、香港紙?大公報は記事「『蟻族』の7．2％は大學院卒」を掲載した。17日付で環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

09年に中國で出版された書籍「蟻族」は空前の注目を集めた。かつてはエリートと見なされていた大學卒業(yè)生がなかなか好待遇の仕事にありつけず、都市郊外の村に集まり住んでいる狀況を描いたもの。このたび「蟻族2」が発売され、主要都市における「蟻族」研究の最新成果が発表された。

同書によると、有力校卒業(yè)生が「蟻族」になる確率はさらに高まっている。全「蟻族」に占める有名校卒業(yè)生の比率は09年の10．8％から今年は28．9％に激増している。大學院卒の「蟻族」も全體の1．6％から7．2％に増加した。

専攻別で見ると、工學、醫(yī)學、経済學、マネージメントなど人気分野を?qū)煿イ筏孔錁I(yè)生が多い。すなわち、これら人気専攻卒業(yè)生の數(shù)は社會の需要をはるかに超えていることが明らかとなった。

また、「蟻族」が自身の困窮は社會的要因によると考える比率が高まっている。前年から30％増加した。ただし、大多數(shù)の「蟻族」は今後5?10年以內(nèi)に身分上昇を果たせると楽観的な見通しを示している。興味深いのは住居を借りる時の選択基準。廚房やトイレがなくてもかまわないが、インターネットだけは必需品だという。（翻訳?編集/KT）