2010年12月15日、米ニューヨーク?タイムズ紙は、中國(guó)の自動(dòng)車メーカーが歐州市場(chǎng)への本格進(jìn)出を試みているとの記事を掲載した。2011年にブルガリアで、EU初となる中國(guó)ブランドの自動(dòng)車の組立て工場(chǎng)が稼動(dòng)することになっている。19日付で中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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工場(chǎng)は中國(guó)のSUV（スポーツ用多目的車）メーカーである長(zhǎng)城汽車が10％、地元資産家が90％の割合で投資。中國(guó)側(cè)にとっては、世界最大の市場(chǎng)であるEUに低コストでできる生産拠點(diǎn)であり、ブルガリア側(cè)にとっては地元の雇用拡大を狙えるというメリットがある。この工場(chǎng)ではSUVや軽トラックなど年間5萬(wàn)臺(tái)の生産が可能で、現(xiàn)地には1220人分の仕事をもたらすことになるという。

長(zhǎng)城汽車のEU市場(chǎng)責(zé)任者は「米國(guó)?EU進(jìn)出は社の目標(biāo)。わが社の製品は、品質(zhì)でも価格でも競(jìng)爭(zhēng)力を備えていると信じている」と自信を見(jiàn)せる。だが、EU諸國(guó)での中國(guó)車のイメージは薄い。自動(dòng)車といえばドイツ車が最も良質(zhì)で、次いで日本車、その下にフランスやイタリア、韓國(guó)車という意識(shí)が定著しており、中國(guó)車は苦戦を強(qiáng)いられる可能性がある。ブルガリアでは、自家用車はイメージ誇示の道具。10年落ちのメルセデスと新車の中國(guó)車、どちらを選ぶかと言われたら、前者を選ぶ者が多數(shù)派なのではないかとの懸念もある。（翻訳?編集/岡田）