<怖い中國事情>「ニセワインの里」の秘密を暴露=ブドウ使用量ゼロの激安ワイン―中國

Record China    2010年12月26日(日) 17時2分

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中國中央電視臺の番組「焦點訪談」は、河北省秦皇島市昌黎県のニセワインメーカーの特集を放送した。中には一切ブドウを使わないニセワインメーカーまであったという。寫真は2004年、山西省。押収されたニセワイン。

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2010年12月、中國中央電視臺の番組「焦點訪談」は、河北省秦皇島市昌黎県のニセワインメーカーの特集を放送した。25日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報が伝えた。以下はその抄訳。

その他の寫真

ワイン産地として知られる昌黎県には大小100社近いメーカーが集まっている。中には出荷価格が1本5元(約63円)という激安ワインもあるという。ただし安いものにはそれなりの理由がある。

なんと問題の激安ワインの原材料のうちワインはたったの20%。殘る80%は水だという。そこに色素や添加剤を加えることで「ワインっぽい味」に仕上げているのだとか。さらに別のメーカーでは完全にブドウを使わないニセワインを販売している。水とアルコール、香料、色素だけで製造されているという。

今や昌黎県ではニセワインビジネスが大流行。原料となるアルコール販売や添加物、色素の販売も好調(diào)だ。専門家によるとニセワインには有害物質(zhì)が含まれている可能性もあるほか、低品質(zhì)の製造法により頭痛や心臓への影響まで懸念されるという。番組放映を受け、河北省政府はニセワインメーカーの閉鎖を指示。調(diào)査の上、処罰すると約束した。(翻訳?編集/KT)

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