2010年12月24日、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院の余永定（ユー?ヨンディン）委員は、今が、今後も中國(guó)経済の成長(zhǎng)が続くかどうかの重要な分岐點(diǎn)だ、と論じた。北青網(wǎng)が伝えた。以下はその概要。

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中國(guó)人の平均所得は3800ドルに達(dá)しすでに中所得國(guó)の基準(zhǔn)を超え、中國(guó)経済がいつ米國(guó)経済を超えるのかという議論が経済學(xué)者たちの間で盛んだが、中國(guó)國(guó)內(nèi)の狀況はそんなお祭り騒ぎとは無縁だ。溫家寶首相は、「経済発展モデルと産業(yè)構(gòu)造の転換を優(yōu)先順位に置き、経済発展の不均衡を是正し、発展の継続性を確保する」と明言している。

溫発言が具體的に示している問題は、環(huán)境汚染、輸出依存、イノベーションの欠如、経済格差などだ。世界で最も環(huán)境汚染が進(jìn)む國(guó)の1つといわれる中國(guó)は、粉じんやばい煙が都市を覆い、主要な河川はいずれも汚染され、森林伐採(cǎi)や砂漠化も深刻。見境のない開発が中國(guó)の資源備蓄を急速に消耗させ、自然災(zāi)害も頻発している。

輸出がGDPに占める割合は30％、貿(mào)易全體だと60％を超えている。もはや外需に依存し経済発展を持続することはできない。輸出産業(yè)が雇用を生み出す構(gòu)造は社會(huì)問題であり、中國(guó)の貿(mào)易依存の體質(zhì)は単にマクロ経済政策では解決できる問題ではなくなった。その輸出産業(yè)も、「世界の工場(chǎng)」ともてはやされたものの創(chuàng)造力に乏しいという致命的な弱點(diǎn)をはらんでいる。中國(guó)は現(xiàn)在世界最大の自動(dòng)車生産國(guó)であり、2010年の総生産臺(tái)數(shù)は1700萬臺(tái)以上が見込まれるが、中國(guó)メーカーによる獨(dú)自開発車種は數(shù)えるほどしかない。

中國(guó)人の生活水準(zhǔn)は過去30年で大きく向上したが、貧富の差も急速に広がった。贅沢な生活を送る富裕層と貧困層との格差は、常に社會(huì)不安と隣り合わせだ。中國(guó)がこれらの問題の解決を先延ばしにするならば、中國(guó)の経済発展は続かないと見ていい。どんな改革も必ず痛みを伴い、それを引き延ばせば引き延ばすほど痛みも増す。それに取り組むための財(cái)源がある今こそ、転換のチャンスである。（翻訳?編集/中原）