2010年12月25日、中國のラジオ番組「新聞晩高峰」が、中國人旅行客の消費(fèi)意欲について取り上げ、その原因を探った。中國広播網(wǎng)が伝えた。

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中國國內(nèi)の旅行であれば、旅行社が（観光客の）ショッピングを手配すると確実に反感を買うのに対し、海外旅行の場合は、旅行客自ら買い物リストを持って買い物を要求するのだと話すのは、06年から旅行ガイドをしている王然（ワン?ラン）さん。目下、中國人が買い物目的で海外旅行するというのは周知の事実となっているという。

現(xiàn)在、中國では過度な貯蓄と消費(fèi)不振が大きな問題となっている。過去數(shù)年間に內(nèi)需拡大、消費(fèi)刺激策を進(jìn)め、一定の成果を挙げたものの楽観視はできない狀況。中國商務(wù)部の陳徳銘（チェン?ダーミン）部長は、今年米國を訪れた中國人は約100萬人だが、1人當(dāng)たりの消費(fèi)額は7000ドル（約58萬円）で、全體で70億ドル（約5800億円）にも上ると指摘した。

また、今年より個人輸入を?qū)澫螭诵陇郡碎v稅措置が導(dǎo)入されたことにより海外商品の代理購入サービス利用者の伸びは鈍化したものの、海外旅行での消費(fèi)熱は衰えを見せないという。上海第一百貨や八佰伴等の有名店を有する上海百聯(lián)グループの馬新生（マー?シンション）會長は、海外の高品質(zhì)な商品、良質(zhì)な粉ミルクなど中國國內(nèi)で不足している商品を挙げ、消費(fèi)者にはこれらを手に入れられないことが我慢ならないのだと分析。マッキンゼーの調(diào)査によると、中國人が使う贅沢品の40％以上は、海外で購入したものだという。これについて馬會長は、関稅と輸入価格の問題を解決できなければ、この傾向は続くだろうと指摘した。（翻訳?編集/中原）