2010年12月28日、経済観察報(bào)は記事「北京市は12年連続で小雨干ばつ＝地下水の利用は限界に」を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

北京市水務(wù)部門(mén)は頭を抱えている。ここ2カ月以上、北京市にはほとんど雨が降っていない。各地が初雪を迎える中、北京市の天気予報(bào)だけは今後の晴天を予測(cè)している。

域內(nèi)に大河がない北京市では、水資源の多くを降雨に頼っている。特に年間降水量の3分の1以上を占める雨期の降水がカギを握るが、2010年の雨期は例年の25％という少ない降水で1960年以來(lái)最低となった。北京市水務(wù)部門(mén)によると、1999年以來(lái)、北京市は小雨時(shí)期を迎えている。この10年間で減少した降水量は200億立方メートル以上。密雲(yún)ダム10基分に相當(dāng)する。

雨水以外の水資源として依存しているのが地下水。北京市の水利用量の3分の2を支えている。しかし過(guò)剰採(cǎi)水により地下水の水位は大きく減少。2014年の「南水北調(diào)計(jì)畫(huà)」完成前まで地下水採(cǎi)水を続ければ、水位は平均で30メートル減少することになる。

問(wèn)題解決には水資源の節(jié)約が必要?，F(xiàn)在、「北京市節(jié)約用水弁法」の立法作業(yè)が進(jìn)められているが、公衆(zhòng)浴場(chǎng)、水資源を浪費(fèi)する企業(yè)、スキー場(chǎng)、ゴルフ?qǐng)黾挨釉陇嗡褂昧郡?000立方メートルを超える企業(yè)の設(shè)立を禁止する方針だ。また、水資源が逼迫した際には企業(yè)への給水をストップする條項(xiàng)も検討されている。（翻訳?編集/KT）