2011年1月2日、山東商報(bào)は記事「中國の多くの都市で『地下鉄大躍進(jìn)』＝専門家はメンツの爭いをやめるべきだと提言」を掲載した。

【その他の寫真】

10年12月30日、北京市では地下鉄5路線が一気に開通した。渋滯緩和に大きな効果をもたらすとの期待を背負(fù)っている。北京市だけではなく、今や中國各地で地下鉄建設(shè)ラッシュが続いており、認(rèn)可を待つ計(jì)畫の數(shù)も増えるばかりだ。一方で莫大な建設(shè)費(fèi)を要する地下鉄建設(shè)は慎重に計(jì)畫するべきだとの意見もある。

全國各都市で建設(shè)が相次ぐ今、地下鉄は「近代的都市」のシンボルとなっている。だが莫大な建設(shè)費(fèi)を要する地下鉄で利益を上げることは難しい。安易な計(jì)畫では巨額の浪費(fèi)を生み出すだけで終わると専門家は警告する。北京市のような渋滯が深刻化した都市ならばともかく、一部の都市ではむしろ路線バスなどの地上公共交通を充実させたほうが効果が大きいケースもある。

公共事業(yè)の効果やメンツに目がくらんだ地方官僚が鶴の一聲で建設(shè)を決めるようなことがあってはならず、現(xiàn)地住民の聲とニーズに合わせて建設(shè)することが求められるという。（翻訳?編集/KT）