日本メディアの「日中國際結婚カップルの半分は離婚」報道、計算方法に疑問―華字紙

Record China    2011年1月5日(水) 17時37分

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3日、日本の華字紙が「日中國際結婚カップルの約半分は離婚する」とした日本メディアの報道に異議を唱えた。資料寫真。

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2011年1月3日、華字紙?中文導報は、「日中國際結婚カップルの約半分は離婚する」とした日本メディアの報道に異議を唱えた。以下はその內(nèi)容。

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日中國際結婚カップルは毎年1萬組を超えるが、うち半分は離婚する―。先日、日本メディアが厚生労働省の統(tǒng)計を引用し、2008年の日中國際結婚カップルは1萬3223組だったが、昨年離婚した日中カップルも5946組に上り、離婚率は44.96%に達した、と報じた。

だが、これは正しい計算方法ではない。離婚率を算出する正確な計算式は「毎年の離婚件數(shù)÷現(xiàn)在の日本人の人口×1000」だ。例えば、2006年を例にすると、結婚件數(shù)は73萬2000組、離婚件數(shù)は25萬8000組、日本人の総人口は1億2777萬人のため、離婚率(人口千対)は2.04となる。だが、上記の報道のような方法で計算すれば、日本の離婚率は35%だ。

では、日中カップルの離婚率はどう算出すれば良いのか?ここで問題なのが「離婚件數(shù)」を割る「人口」をどうするかということだ。在日中國人の人口にするのか、それとも日本人の人口にするのか。どちらの人口にも関わってくるため、正確に算出するのは難しい。

だが、その年の結婚件數(shù)と離婚件數(shù)の単純な比較で分かることは、日中カップルの離婚が突出して多い訳ではないということだ。2006年でみると、日本全體の結婚件數(shù)と離婚件數(shù)は2.8対1。うち日中カップルの結婚件數(shù)は1萬3214組、離婚件數(shù)は5227組で2.5対1とあまり差がない。

それより目立つのは在日中國人同士の離婚の多さだ。2006年の結婚件數(shù)は363組に対し、離婚件數(shù)は521組。離婚が結婚の約2倍に達している。2008年も同様で、日本全體の結婚件數(shù)対離婚件數(shù)は2.8対1、日中カップルは2.2対1だったが、在日中國人同士は結婚が384組に対し、離婚は586組。離婚件數(shù)が結婚件數(shù)の1.51倍に上った。

つまり、離婚の多さを言うならば、在日中國人同士が最も多いと言わなければならない。厚生労働省のデータはその年の日中カップルの結婚件數(shù)と離婚件數(shù)を數(shù)えただけのもので、日中カップルの半分が離婚するとは一言も言っていない。(翻訳?編集/NN)

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