2010年12月29日、コラムニストの葉檀（イエ?タン）氏は東方早報(bào)に「度が越えた高級品消費(fèi)は中國経済にとっての害悪だ」と題した記事を発表した。中國の富裕層、中産層が急速に拡大する中、高級品消費(fèi)も急増している。新たなビジネスチャンスとして注目される一方で、浪費(fèi)ではないかとの批判も根強(qiáng)い。以下はその內(nèi)容。

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中國は発展途上國だが、高級品消費(fèi)の伸び率では世界一の座についた。2010年の消費(fèi)額では65億ドル（約5400億円）と世界第2位。2014年には世界一になると予想されている。世界の高級ブランドにとっては福音だが、中國の內(nèi)需拡大には効果を持たない。

近年、中國のGDPに占める世帯消費(fèi)の比率が減少している。その代わりに上昇しているのが政府投資。インフレの影響もあり、一般國民は経済成長の果実を手にしていない。消費(fèi)が思うように伸びない中、唯一伸びているのが高級品消費(fèi)なのだ。本來ならば高級品消費(fèi)は中國経済成長のシンボルであるべき。喜ぶべき事態(tài)だが、現(xiàn)在では貧富の格差と內(nèi)需不振を示す象徴でしかない。（翻訳?編集/KT）