2011年1月9日、來月はじめに舊正月を迎える中國はまもなく海外旅行のハイシーズン。多くの中國人が海外へ出向く機(jī)會(huì)が増えたのはよいことだが、同時(shí)に“國の恥”をさらして歩くような國際マナーに反した行為も各國の観光地で見られるようになった。香港の衛(wèi)星TV局フェニックステレビのウェブサイトは、「一旦國の外に出れば、1人1人が國家のイメージを代表するものだ」として、海外で慎みたい行為を挙げた。

【その他の寫真】

1）大量の現(xiàn)金を持ち歩く

どうやら多くの中國人観光客は大量の現(xiàn)金を持ち歩かないと不安らしい。所持金が不足したら訪問先の銀行でキャッシング、という概念が薄いうえに「手?jǐn)?shù)料を払うのはイヤ」と考える人が多いようだ。しかし、この悪しき習(xí)慣のために中國人観光客は強(qiáng)盜の恰好のターゲットになっているのをご存じだろうか？少しの手?jǐn)?shù)料をケチったせいで持ち金を全部奪われてしまったら元も子もない。また、ショッピングの際に現(xiàn)金で會(huì)計(jì)をする姿もスマートではない。分厚い札束を手に見慣れぬ海外の紙幣を數(shù)えるのにひと苦労、クレジットカードでの會(huì)計(jì)に慣れている店員までも巻き込み、キャッシャーの列に並ぶ人々を辟易させる行為はみっともない。

2）観光スポットでキメキメの記念撮影

中國人観光客は誰もが見知る観光スポットで記念撮影をするのが好きだ。というのも、帰國した際に「海外旅行へ行ってきた」ということの何よりの証拠として周囲に見せびらかすためだ。それは構(gòu)わないのだが、キメキメのポーズで撮影するのは何とも恥ずかしい。スナップ寫真はナチュラルなポーズで十分。また、撮影時(shí)に他の人の迷惑にならぬよう、また器物損壊などに觸れぬよう気をつけたい。

3）オーダーしすぎで大量の殘飯を出す

テーブルいっぱいの料理…これは中國人の虛栄心を満たす行為。中國では食べきれぬほどの料理を注文し、たくさん食べ殘すことが美徳であり、ホストに対して「満腹になりましたよ」というサインになるのだが、海外では事情が違う。食べ物を粗末にする行為は歓迎されないし、なにより料理の作り手を落膽させる行為だ。勝手がわからない時(shí)はセットメニューを注文し、もし足りなければその時(shí)に追加オーダーを出せばよい。こうした行為は中國ならともかく、海外では誰からもバカにされるものではない。

4）どこでも大聲で騒ぐ

海外旅行に來られたうれしさが抑えきれない気持ちはわかるが、むやみやたらとはしゃいではいけない。ムードのあるレストランなどTPOをわきまえて、しかるべき場(chǎng)所では大聲で喋ったりしないこと。とにかく周囲の空気を読むことが大切だ。

5）靴を脫ぐ?他人をジロジロ見る?地べたにしゃがむ

飛行機(jī)や列車內(nèi)でくつろぐために靴を脫ぎたい気持ちはわかるが、この行為は中國では普通であっても、海外では歓迎されない。他人をジロジロ見る行為も同様。外國人の容姿や服裝をもの珍しく感じても、あからさまに眺めまわさないこと。見られた相手は不快でたまらない。また、観光に疲れたからといって地べたにしゃがむ行為も厳禁。あなたの品性が疑われる。（翻訳?編集/愛玉）