2011年1月13日、ブログ「Kinbricks Now」は北京市天安門(mén)広場(chǎng)に登場(chǎng)した孔子像について取り上げた。北京観光の新たな目玉として期待されている。

【その他の寫(xiě)真】

11日、北京市天安門(mén)広場(chǎng)の東隣に高さ9．5メートルの孔子像が設(shè)置された?？鬃酉瘠O(shè)置されたのは、天安門(mén)広場(chǎng)に隣接する中國(guó)國(guó)家博物館の入り口。青銅製の像は高さ9．5メートル、重さ17トンという巨大さで、早くも道行く人の注目を集めていた。國(guó)家博物館関係者は、銅像は博物館の建築と相まって、中華文化の悠久の輝きと活気あふれる狀況を示すものとコメントしている。

一方で、毛沢東の遺體が安置されている天安門(mén)広場(chǎng)の毛主席記念館のすぐ隣に巨大な孔子像が登場(chǎng)したことを皮肉に思う人もいるようだ。かつて孔子と儒教は封建主義の象徴とされ、中國(guó)共産黨が打倒を目指す敵であった。しかし、今や中國(guó)文明の象徴として肯定的な評(píng)価へと180度変わった。

中國(guó)のあるブログは「中國(guó)共産黨成立90周年の今年、天安門(mén)広場(chǎng)脇に孔子像が登場(chǎng)したことは極めて風(fēng)刺的だ。時(shí)代に逆行した、封建主義を象徴する孔子像が、共産黨の心臓にして毛主席の眠る地に出現(xiàn)したことは、社會(huì)主義を歩んできた中國(guó)の未來(lái)が再び変化しつつあることを示すものだ」と評(píng)している。（筆者：chinanews）

■中國(guó)在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「Kinbricks Now」を運(yùn)営。ネットの流行から社會(huì)事情、事件、スポーツ、蕓能など中國(guó)関連のトピックを幅広く紹介している。