海水淡水化プロジェクト「曹妃甸プラント」、専門家が環(huán)境破壊の危険性を指摘―中國

Record China    2011年1月16日(日) 12時27分

拡大

12日、河北省の曹妃甸工業(yè)區(qū)に建設(shè)中の海水淡水化プラントが間もなく完成するが、周辺の生態(tài)系バランスを破壊する可能性があると環(huán)境問題の専門家が指摘している。寫真は天津の海水淡水化設(shè)備。

(1 / 4 枚)

2011年1月12日、北京科學(xué)技術(shù)報によると、河北省唐山市の曹妃甸工業(yè)區(qū)に建設(shè)中の大規(guī)模な海水淡水化プラントが間もなく完成する。このプラントは日産5萬tの海水を淡水化することが可能で、さらに第2期工事が完了すれば日産30tの淡水化が可能となり、慢性的な水不足に陥っている北京市にとって貴重な水源となるものと期待されている。

その他の寫真

ところが、環(huán)境保護(hù)の専門家から「海水淡水化は現(xiàn)地の生態(tài)系バランスを破壊する可能性がある」と指摘されている。毎年數(shù)十億tもの海水をくみ上げることで生態(tài)系バランスが崩れ、さらには産業(yè)チェーン、循環(huán)経済のバランスまで損なう危険もあると指摘されている。

海水の脫塩後に殘される高濃度の塩を含んだ濃縮海水の処理も、同プラントにとって大きな課題となっている。當(dāng)初は海水塩を地中に埋める計畫もあったが、塩がしみ出してしまう可能性が高く、土壌汚染など環(huán)境破壊につながることから斷念。海外でも採られている濃縮海水と淡水を混合させて直接廃棄する方法が採られるという。

しかし、環(huán)境問題の専門家は、直接廃棄は周辺海水の塩分濃度を過度に高くし、渤海地區(qū)の海水塩分濃度が4%を超えれば、一部の生物などが永久に失われる危険性もあると指摘している。(翻訳?編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜