Record China 2011年1月17日(月) 11時29分
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15日、中國在住の韓國人ブロガー?金宰賢氏が中國語で綴るブログで、「中國人はなぜ北朝鮮が好きなのか?」と題する記事を掲載した。寫真は朝鮮戦爭の志願軍にかつて従軍した退役軍人。
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2011年1月15日、中國在住の韓國人ブロガー?金宰賢氏が中國語で綴るブログで、「中國人はなぜ北朝鮮が好きなのか?」と題する記事を掲載した。香港の衛(wèi)星TV局フェニックステレビのブログサイト?鳳凰博報で公開された。
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最近、多くの中國人がわたしが韓國人と知ると同じ質(zhì)問をしてくる。「朝鮮半島の情勢はなぜそんなに緊張しているの?戦爭になるの?」―7年間中國に住んでいるが、これほど頻繁にこの質(zhì)問をされたことはない。
初めてこうした質(zhì)問をされた時、わたしは返答に詰まった。韓國、北朝鮮、そしてそれを取り囲む中國、ロシア、アメリカ、日本がどんな思惑を抱いているかなんて誰にもわからないのだ。逆に、中國人はなぜそれほどまでに朝鮮半島の問題に関心を持っているのか、わたしは不思議に思った。
昨年3月に発生した「韓國哨戒艇沈沒事件(韓國海軍の哨戒艦?天安が沈沒した事件。これを韓國政府は北朝鮮の魚雷攻撃によるものと斷定している)」、11月に発生した「延坪島砲撃事件(朝鮮人民軍の突然の発砲によって民間人にまで犠牲者を出した、朝鮮人民軍と韓國軍による砲撃戦)」、このいずれも北朝鮮による挑発行為であるのは明白だ。しかし、中國は依然として北朝鮮に対し何らの措置をとっていない。韓國メディアはこれを「中朝間の血の同盟」と呼んでいるが、よほどの混亂をきたさない限り、中國は北朝鮮の肩を持つことになるのだろう。
政府だけではない。どうやら國民も老若男女、北朝鮮に好意を持っているようだ。屋臺の物売りは「同じ共産黨國家だからね」と言っていた。昨年のサッカーワールドカップでも、北朝鮮チームを熱狂的に応援する中國人が多いことに驚いた。北朝鮮に特別な感情を寄せるのは、かつて朝鮮戦爭(1950年)に參戦した世代だけだとわたしは思っていたが、どうやらそうではないのである。
北朝鮮は閉鎖された國。中朝の交流は政治上のものだけであり、民間レベルでの交流はほとんどない。あるいは、北朝鮮の國民は中國人が北朝鮮政府を支持することを望んでいないかもしれない。中國政府と中國人には、北朝鮮人民の考えていることを、もっと深く理解する必要があると思う。また、北東アジアの安定を図るには中國?韓國?北朝鮮の三國が重要な役割を擔(dān)っているゆえ、中國には朝鮮半島二國の良き隣人であってほしいと願う。
ある時、朝鮮戦爭の志願軍だったという老人に聲をかけられたことがある。彼ら志願兵は、韓國人のわたしにとっては、幼いころから戦爭映畫の中で見ていた憎き敵である。しかし、朝鮮戦爭における中國の參戦は、當(dāng)時の國際情勢に照らし合わせてみれば致し方のないことであった。60年前、韓國人の若者と戦火の中で対峙したかつての若者が、老人となった今、こうして北京でまた韓國人の若者とにこやかに談笑している―わたしはふと、しごく簡単な事実に気づいた。「永遠(yuǎn)の敵などいない。ただ、永遠(yuǎn)の隣人がいるだけである」と。(翻訳?編集/愛玉)
●金宰賢
03年より中國在住。北京大學(xué)でMBAを取得、現(xiàn)在は上海交通大學(xué)で管理學(xué)博士課程に在籍中。
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