2011年1月18日、青森大學(xué)で発覚した「ニセ留學(xué)生」事件を受け、上海交通大學(xué)の熊丙奇（ション?ビンチー）教授が「日本の大學(xué)による『ニセ留學(xué)生』除籍が與える啓示」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?捜狐空間に掲載した。以下はその內(nèi)容。

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青森大學(xué)で140人もの中國(guó)人留學(xué)生が就労目的の「ニセ留學(xué)生」であることが発覚した。大學(xué)にとっては頭の痛いスキャンダルだろう。これを受け、大學(xué)側(cè)は記者會(huì)見(jiàn)を開き、學(xué)長(zhǎng)自ら「審査に甘さがあった。社會(huì)的、道義的責(zé)任を感じている」と謝罪した。

中國(guó)でも「替え玉入學(xué)」が橫行している。両者に通じるのは學(xué)生數(shù)の減少が死活問(wèn)題になっていることだ。中國(guó)でも大學(xué)受験者數(shù)は年々減少しており、18年には相當(dāng)數(shù)の大學(xué)が破産に追い込まれると予測(cè)されている。

日本では特に東京から遠(yuǎn)く離れた地方の大學(xué)にとって、留學(xué)生は貴重な収入源となっている。今回のような「ニセ留學(xué)生」の存在は大學(xué)側(cè)が見(jiàn)て見(jiàn)ぬふりさえすれば、実は互いにとって「おいしい商売」であったはずだ。だが、青森大學(xué)はあえて「ニセ留學(xué)生」を除籍し、世間に公表した。

青森大學(xué)はなぜこれほど「割の合わない」行動(dòng)に出たのか？これこそが、日本の大學(xué)が持つ「自浄能力」と「責(zé)任意識(shí)」なのだ。近代的な大學(xué)制度が確立した國(guó)や大學(xué)において、これらは基本的な能力に過(guò)ぎない。

それに比べ、中國(guó)の大學(xué)の「自浄能力」は全く嘆かわしい限りだ。さまざまな利益が絡(luò)んでいるのだろう。當(dāng)局や大學(xué)は「替え玉」の取り締まりに消極的だ。コスト削減のため、休みを長(zhǎng)くしたり、最後の1年は企業(yè)で実習(xí)させ通學(xué)不要にしたりしている大學(xué)もあるという。長(zhǎng)い目で見(jiàn)て、このような大學(xué)に果たして未來(lái)はあるのだろうか？（翻訳?編集/NN）