2011年1月21日、中國鉄道建築総公司（中國鉄建）はサウジアラビアのメッカ?ライトレール建設プロジェクトに関する公告を発表。損失額は最大でも13億8500萬元（約174億円）と従來発表の半分以下になると明かした。22日、新華網が伝えた。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

サウジアラビアにある聖地メッカとマディーナを結ぶライトレール建設プロジェクト。昨年、中國鉄建は海外企業(yè)との入札に競り勝ち、入札に成功した。ところが著工後に仕様が次々と変更され、追加の機能を盛り込むよう求められるなど現場は混亂。地下パイプ及び土地収用の遅れも重なり、納期に間に合わせるため労働力や資本の追加投入を余儀なくされた。昨年10月には最大41億元（約514億円）の赤字になる見通しと発表された。

中國鉄道建築総公司は、実際の事業(yè)を擔當した子會社のメッカ?ライトレール建設プロジェクトに関する権利を20億8000萬元（約261億円）で買収。中央企業(yè)（國務院旗下の大型國有企業(yè)）が前面に立つことで、サウジアラビアとの賠償金請求交渉を有利に進めたい考えだ。（翻訳?編集/KT）