2011年1月24日、韓國紙?中央日?qǐng)?bào)は、2010年の中國の農(nóng)村地區(qū)の収入が過去25年間で最高の増加率を記録し、一人當(dāng)たりの収入の増加率では97年以降初めて都市部を超えたと報(bào)じた。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

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中國國家統(tǒng)計(jì)局の発表によると、農(nóng)村地區(qū)の一人當(dāng)たりの収入の伸びは10．9％で、都市部の伸び7．8％を上回った。金融危機(jī)以降の中國政府の経済刺激策によって、都市部だけでなく農(nóng)村地區(qū)の経済も大きく伸びたことと併せて、農(nóng)作物価格の上昇も大きな要因となった。

ただし、実際の収入に関しては、農(nóng)村地區(qū)の一人當(dāng)たりの収入は5919元（約7萬4000円）で、都市部の同1萬9109元（約23萬8900円）の3分の1に過ぎず、両地區(qū)の収入の差が縮まるにはまだ相當(dāng)の時(shí)間が必要と見られている。

収入の増加に伴い、農(nóng)村地區(qū)の消費(fèi)も活況を見せている。中國政府が09年から開始した農(nóng)村地區(qū)への家電普及策「家電下郷」（家電を購入する際に代金の13％を政府が補(bǔ)填）の影響も加わって、農(nóng)村地區(qū)における2010年の家電製品の売上高は09年の3倍以上に増加し、1700億元（約2兆1250億円）を突破した。また、中國最大のネット通販サイト「タオバオ（淘寶）」の売上高の30％を農(nóng)村地區(qū)が占めるまでに至っている。

中國政府は2015年までに経済の発展モデルを転換する目標(biāo)を掲げ、輸出と投資への依存度を下げ、內(nèi)需を拡大する方針を制定している。7億人以上の人口を擁する農(nóng)村地區(qū)の収入増加は、この政策に大きな促進(jìn)作用を及ぼすと見られている。（翻訳?編集/HA）