2011年1月27日、環(huán)球時報によると、渤海灣西岸に巨大な海水淡水化プラントが建設(shè)され、中國政府は深刻さを増す水不足の解消の切り札として利用しようとしているが、英ガーディアン紙は24日、海水淡水化技術(shù)では中國の水不足は解消できないとする記事を掲載した。

【その他の寫真】

中國の海水淡水化プラントはパイプのダメージが避けられず、コスト面での問題も大きいという。環(huán)境保護団體は「たとえ技術(shù)が進歩しても、海水が中國の水不足を解決する最良の答えにはなり得ない」と指摘。海水淡水化は環(huán)境への負(fù)荷が高く、生態(tài)系のバランスを損なう危険性があるため、舊來の水資源保護とCO2排出抑制を進めることこそ重視されるべきだとしている。

CLSAアジアパシフィック?マーケッツの関係者は、中國は今後さらに20カ所の海水淡水化プラントを建設(shè)するとみられるが、建設(shè)が計畫されているすべてのプラントを合わせても、北京で必要とされる水の半分しか供給できず、問題を根本的に解決することは不可能だと話している。（翻訳?編集/岡田）