2011年1月28日、巖田一政日本経済研究センター理事長(zhǎng)（元日本銀行副総裁）は日本記者クラブで講演し、購(gòu)買(mǎi)力平価で表示した実質(zhì)GDPでみると、中國(guó)の経済規(guī)模は、既に2010年に米國(guó)を追い抜いた、との米學(xué)説を紹介した。さらに、2019年の時(shí)點(diǎn)で世界経済は、大きな順に中國(guó)、米國(guó)、インド、日本、ドイツの5カ國(guó)によって形成されるとの米大學(xué)教授の予測(cè)を引用?！感翯5の中にアジアは3カ國(guó)も入っており、日本にとってとても有利な條件だ。アジアは世界経済の6割を占めるようになり、アジア太平洋地域でのより深い統(tǒng)合を?qū)g現(xiàn)することが日本の『失われた20年』からの脫卻のカギとなる」と強(qiáng)調(diào)した。

【その他の寫(xiě)真】

巖田理事長(zhǎng)の講演要旨は次の通り。

一、市場(chǎng)為替レートで換算した名目GDPで2010年に中國(guó)が日本を上回るかどうかが內(nèi)外のメディアの話(huà)題になったが、米ピーターソン國(guó)際経済研究所のスブラマニアン研究員は、2月に改定予定の世銀の購(gòu)買(mǎi)力平価を用い、最近5年間の人民元の実質(zhì)為替レートの上昇幅が15％程度であることなどを考慮すると、既に中國(guó)は、2010年に米國(guó)を追い抜いた、としている。

一、今年1月の全米経済學(xué)會(huì)でジョルゲンソン?ハーバード大學(xué)教授は、2019年の世界経済は、大きな順に中國(guó)、米國(guó)、インド、日本、ドイツの5カ國(guó)によって形成されると予測(cè)した。この新たなG5體制に、中國(guó)、インド、日本のアジア3カ國(guó)が含まれていることや、中國(guó)が米國(guó)を、インドが日本を追い抜くことは注目に値する。アジアは世界経済の6割を占める見(jiàn)通しで、アジア太平洋地域のより深い統(tǒng)合を?qū)g現(xiàn)することが日本にとって『失われた20年』からの脫卻のカギとなる。

一、米歴史家のマディソンは、紀(jì)元ゼロ年から現(xiàn)代に至る世界の実質(zhì)GDPの計(jì)測(cè)を初めて行った。その地域別配分をみると、アジアは紀(jì)元ゼロ年から1820年に至るまで、世界のGDPの半分以上を占有。特に中國(guó)は、10世紀(jì)から15世紀(jì)にかけては、経済規(guī)模、政治的領(lǐng)土、航海術(shù)において世界を先導(dǎo)していた。（取材?編集/HY）