2011年1月31日、食糧安全保障のため、中國(guó)政府が今後10年間に4兆元（約50兆円）を投資し、水利施設(shè)の完備に盡力していく方針であることが分かった。香港紙?大公報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

中國(guó)政府はこれまで、農(nóng)地の開(kāi)拓、農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)の研究?開(kāi)発、流通部門の改革など、農(nóng)業(yè)への投資を積極的に行い、食糧の生産能力を高めてきた。中國(guó)は1億2000萬(wàn)ヘクタールの耕地面積をデッドラインとして策定しており、食糧自給率が95％と、ほぼ自給自足を?qū)g現(xiàn)している。

しかし近年は、極端な干ばつ?水害に見(jiàn)舞われており、中國(guó)水利部の陳雷所（チェン?レイスオ）部長(zhǎng)は「水利事業(yè)の遅れが農(nóng)業(yè)の安定した発展と食糧安全保障にとって最大の障害である」との見(jiàn)方を示している。

このため中國(guó)政府は、今後10年間に4兆元を投資し、2020年までに「洪水?干ばつの予防水利システム」「水資源の合理的かつ高効率な利用システム」「水資源保護(hù)と河川の健全な保障システム」「水利科學(xué)発展に有利な制度?システム」を確立していく方針を明らかにした。

記事は「水利事業(yè)の確立は農(nóng)業(yè)の発展に不可欠な重要條件であり、中國(guó)政府が水利事業(yè)の発展に盡力することは中國(guó)の食糧安全保障の基礎(chǔ)となる」と評(píng)価している。（翻訳?編集/HA）