2011年2月1日、中國人ブロガー?莊常飛（ジュアン?チャンフェイ）氏が「日本女性の転換」と題した記事を中國のブログサイト?網(wǎng)易博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

近代化が進(jìn)む中國では、伝統(tǒng)的な美徳を備えた女性を探すことが難しくなっており、外國の女性と結(jié)婚したがる男性も増えている。中でも隣の國?日本の女性は家庭的なことで知られており、「穏やか?素直?禮儀正しい?質(zhì)素?謙虛」の5つの徳を備えた日本女性を妻に迎えることは何事にも代えがたい幸せだと多くの中國人男性は思っている。

日本社會には「女性は內(nèi)、男性は外」という考えが浸透しており、企業(yè)は男性社員ばかり採用する。女性はどうせ結(jié)婚すれば辭めるものだと思われているからだ。実際、日本女性の3分の2が結(jié)婚?出産後に退職、女性管理職の割合もわずか8％だという。日本政府が発表した2009年の統(tǒng)計(jì)によると、大卒女子の就職率は65％。しかも、その大半は一般職だった。

だが、こうした風(fēng)潮が日本女性たちを小説「キャッチ＝22」のようなジレンマに陥れている。「女性は家庭を守るもの」だから、企業(yè)も女性を雇いたがらず、バリバリ働きたい女性を意気消沈させている。働きたいのに働けないから家庭に入るしかない。こうした悪循環(huán)が「女性は家庭を守るもの」という風(fēng)潮をますます増長させている。

これは男性にとっては理想的な狀況なのかもしれない。家庭のことは妻に一切任せて自分は仕事に打ち込めるのだから。だが、ゴールドマン?サックスの調(diào)査によると、こうした日本の伝統(tǒng)的な役割分擔(dān)は國の発展に大きなマイナスだ。一方、米國女性の就職率は80％で、結(jié)婚?出産して辭める割合も3分の1程度。同社は、日本でも女性が米國並みに働くことができれば、労働人口が820萬人増え、國內(nèi)総生産（GDP）が15％引き上がると試算している。

先日、女性誌?日経ウーマンの「ウーマン?オブ?ザ?イヤー2011」大賞に輝いたのは、東芝で世界初の裸眼3Dテレビを開発した福島理恵子さん（39）だった。1児の母でもある福島さんは、仕事と家庭を上手く両立させていることで多くの女性の支持を集めた。日本人もようやく男女平等の大切さに気付いたようだ。

福島さんは「自分がここまで來られたのも夫の支えがあったから」だと話している。大學(xué)講師の夫は朝の家事?子どもの世話を一手に引き受け、福島さんは夜の家事だけを擔(dān)當(dāng)すれば良いそうだ。福島さんの例を見ると、日本でも妻が夫に盡くす時(shí)代は終わったと感じる。やはり、國や國民にとって本當(dāng)に良いことは男女の完全な平等だといえるだろう。（翻訳?編集/NN）