<レコチャ広場>中國人観光客向けの定番ツアーでは「本當(dāng)の日本」は分からない

Record China    2011年2月4日(金) 17時50分

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27日、中國新華社通信発行の週刊誌「瞭望東方週刊」は中國のブログサイトに「定番ツアーでは本當(dāng)の日本を見ることは出來ない」と題した記事を掲載した。寫真は和歌山の川湯溫泉。

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2011年1月27日、中國新華社通信発行の週刊誌「瞭望東方週刊」は中國のブログサイト?新浪博客に「定番ツアーでは本當(dāng)の日本を見ることは出來ない」と題した記事を掲載した。筆者は上海在住歴が長い日本人。以下はその內(nèi)容。

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中國人が參加する日本への団體旅行といえば、例えば6日間なら4000元(約4萬9000円)、4日間なら3000元(約3萬7000円)といった激安ツアーがほとんどだ。しかも、大阪から箱根、東京をめぐるという弾丸ツアーが定番となっている。だが、これでは往復(fù)の航空券、宿泊、飲食代を含めた1日の予算は1000元(約1萬2000円)にも満たない。食事はせいぜい1食400円?500円程度といったところか。この値段では本場の日本料理など食べられるわけがない。

実は問題の根源は旅行業(yè)界の「丸投げ體質(zhì)」にある。中國の旅行會社は參加者を集めると、日本のツアーオペレーターに予算を伝えただけで、後は「お任せ」する。ツアーオペレーターは自分たちのマージンを取った後、実際の手配はすべてガイドにやらせるという仕組みだ。ガイドは自分の儲けを少しでも増やすため、なるべく安いホテルやレストランをブッキングする。これでは「安かろう悪かろう」のサービスしか受けられないのも當(dāng)然だ。

しかも、ガイドの大半は在日中國人だ。つまり中國人観光客が日本で受けるのは「中國式サービス」なのである。中國人観光客を受け入れるレストランも心から歓迎している様子はない。大聲で話しながら飲み食いする中國人客は「他の日本人客の迷惑になるから」という理由で別の場所に隔離する場合が多いという。中國人客が本物の日本人や日本式のサービスに觸れる機會は非常に少ない。

このようなツアーに參加した中國人客の日本に対する印象はどうなるか、容易に想像できるだろう。だが、幸いなことに日本政府はこの1?2年の間に中國人の「個人観光」も解禁するようになった。年収6萬元(約74萬円)以上のホワイトカラーであれば、誰でも自由に日本観光を楽しめるようになったのである。是非、日本の生の姿を見てもらいたいものだ。(翻訳?編集/NN)

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