2011年2月4日、中國広播網(wǎng)は記事「中國はすでに『コスト主導(dǎo)型インフレ』に転向した」を掲載した。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

経済統(tǒng)計によると、農(nóng)民の収入の伸びは昨年、ここ13年間で初めて都市住民を超えた。このまま進めば都市と農(nóng)村の格差が縮小することになる。國家統(tǒng)計局は出稼ぎ農(nóng)民の給與上昇と農(nóng)作物の価格上昇が要因と分析しているが、このことは中國が「コスト主導(dǎo)型インフレ」に突入したことを示すものだろうか？著名経済學(xué)者の●以寧（リー?イーニン、●はがんだれに萬）氏はその見方を肯定している。

コスト主導(dǎo)型インフレとは、原材料、農(nóng)作物、労働力、土地及び不動産などの供給が不足し、それらの価格が上昇することで、さまざまなコストが上昇するというもの。特に內(nèi)陸部の経済成長が進むにつれ、沿海部に供給されていた出稼ぎ農(nóng)民の労働力が不足。労働コストの上昇が著しいと見られる。

コスト主導(dǎo)型インフレに突入したとすれば、中央銀行が進める金融引き締め政策ではインフレの抑制は利かないという。國家発展改革委員會中國マクロ経済學(xué)會の王建（ワン?ジエン）副會長もコスト主導(dǎo)型インフレに突入したとの見方に同意。インフレが庶民に與える痛みを緩和するために、低?中所得者への生活補助金支給を?qū)g施するべきとの見方を示した。（翻訳?編集/KT）