「キックバックがないと生活できない…」、ガイドの取り締まり強化に激しい反発―香港

Record China    2011年2月8日(火) 20時55分

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7日、店からのキックバック目當てに客に無理やり買い物させるなど悪質なガイドが問題視されている香港で、當局が取り締まりを強化したところ、ガイドらから激しい反発が起きている。寫真は香港の寶飾店で「買い物タイム」を過ごす中國本土からのツアー客。

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2011年2月7日、店からのキックバック目當てに客に無理やり買い物させるなど悪質なガイドが問題視されている香港で、當局がガイドの質を向上させるための「10大手引き」を公布したところ、ガイドらから激しい反発が起きている。新民晩報が伝えた。

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香港では昨年、中國本土からの観光客に対して現地ガイドが激しい口調で買い物を強要する姿を収めた映像が動畫サイトに投稿され、大きな社會問題となった。6月には、香港を訪れた元卓球中國代表選手が、買い物しないことで現地ガイドに罵られ、怒りのあまり持病の心臓発作を起こして死亡する事件も起きている。

香港旅行業(yè)議會はこうした現狀を受け、「10大手引き」を公布してガイドらの素行改善に乗り出した。その內容は「1つのツアー団に専屬ガイド1人(複數での兼任は不可)」「違反行為(警告を含む)をしたガイドに點數を加算していき、30點に達したらガイド資格を3カ月停止」などというもの。

ところが、ガイドやバスの運転手ら1700人が集団でデモを敢行するなど激しく反発、當局に撤回を求めている。香港ガイド総工會(労働組合)の黃嘉毅(ホアン?ジアイー)會長は「香港のガイドには基本給がないため、キックバックをもらわないと生活できない。まずはこうした報酬體系の見直しをすべきだ」と怒りを露わにしている。(翻訳?編集/NN)

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