2011年2月9日、中國(guó)共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)は、「マイクロブログ時(shí)代の到來(lái)で新聞やテレビはその役割が奪われようとしている」と報(bào)じた。以下はその概略。

【その他の寫真】

國(guó)家語(yǔ)言資源観測(cè)研究センターや北京語(yǔ)言大學(xué)など複數(shù)の言語(yǔ)研究機(jī)関が共同で発表した「2010年度中國(guó)メディア10大流行語(yǔ)」で、マイクロブログが上位にランクインした。Googleトレンドの急上昇ワードでも、地震、上海萬(wàn)博に次ぐ第3位。また、上海交通大學(xué)が発表した「2010年中國(guó)マイクロブログ年度報(bào)告」は、2012年と2013年にマイクロブログユーザー數(shù)の爆発的増加が起き、市場(chǎng)も成熟期に突入すると予測(cè)している。

マイクロブログの出現(xiàn)で大きく変わったことといえば、一般市民が目の前の情報(bào)をその場(chǎng)で気軽に発信できるようになったことだろう。その速報(bào)性は新聞やテレビは到底かなわない。2008年5月の四川大地震、同年11月のインド?ムンバイでの同時(shí)多発テロ、2009年6月のマイケル?ジャクソン逝去などの大事件もすべて、ツイッターが新聞やテレビより先に第1報(bào)を伝えた。

マイクロブログを発端とし、社會(huì)に大きな影響を與えた2010年の74件の事件のうち、半數(shù)近くにオピニオン?リーダー（世論形成者）が存在した。マイクロブログが世論に與える影響の大きさに政府部門も高い関心を寄せるようになり、政府要人や各地の警察當(dāng)局の幹部らがマイクロブログを開設(shè)、ネット上で一般市民と相互交流するようになった。

マイクロブログの臺(tái)頭は中國(guó)の改革開放、社會(huì)進(jìn)歩の重要なシンボルだ。それはこの世界をさらに開放的にし、活気づかせるだろう。だが、その一方で社會(huì)は情報(bào)過(guò)多となる恐れもあることに注意すべきだ。（翻訳?編集/NN）