2011年2月9日、第一財(cái)政経済日?qǐng)?bào)によれば、舊暦の新年を迎えた中國(guó)で、出稼ぎ労働者不足が深刻さを増している。

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數(shù)年前から出稼ぎ労働者不足がすでに指摘されていたが、同紙が舊正月（春節(jié)）期間に行った調(diào)査によれば今年はそうした人手不足が際だっており、中國(guó)內(nèi)陸部にあたる中西部と、沿海部にあたる東部との間で、農(nóng)村出身の労働者確保をめぐって激しい爭(zhēng)奪戦が起こっているという。

各都市の企業(yè)とも人材の確保に盡力しているが、內(nèi)陸部の都市では給與保障や住居?子弟の學(xué)校も手配するなど待遇の良さを前面に出し、沿岸部の都市では高い給與水準(zhǔn)と先端業(yè)務(wù)に就けることをなどを売りに、人材の掘り起こしを行う傾向がある。舊正月の連休期間が終わりに近づき、出稼ぎ労働者が多く利用する長(zhǎng)距離バスや鉄道の駅付近には、各都市とも多くの“スカウトマン”が待ち受けている。広東省東莞市では自治體が市內(nèi)各社の求人情報(bào)を取りまとめ、出稼ぎ労働者を多く輩出する地方都市まで出向くという試みもなされているほどだ。

5年ほど前の調(diào)査では、東西間の給與水準(zhǔn)は平均15％程度の差があったが、近年は格差が縮まっている。中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の09年の調(diào)査では東部が月額1455元（約1萬8250円）、中部が1389元、西部は1382元と、格差は5％程度まで縮小されている。この背景には、多くの企業(yè)がコストのより安い中西部へ工場(chǎng)を移転し、求人がそちらへ流れたこともある。

出稼ぎ労働者は年600萬人のペースで減少している。広東省東莞市のある村で當(dāng)局が行った調(diào)査によると、現(xiàn)地で就業(yè)する出稼ぎ労働者2104人のうち、舊正月期間中に帰省したのは66％。うち、10．87％は「そのまま故郷に殘る。出稼ぎには戻らない」と回答した。（翻訳?編集/岡田）