2011年2月10日、中國人科學(xué)者が発表した論文の數(shù)は米國を抜き世界一を誇るが、その被引用率は世界100位にも入っていないことが分かった。中國青年報(bào)が伝えた。

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記事は、中國人科學(xué)者が発表する論文は數(shù)だけは多いが、価値のあるものはごくわずかだと指摘した。中國では論文の発表數(shù)が多い科學(xué)者ほど高い評(píng)価を得るという構(gòu)図になっており、例えば大學(xué)で講師から教授に昇格できるかどうかも論文の數(shù)で決まる。だが、重視されるのは「數(shù)」のみで、その「質(zhì)」は問われない。

武漢大學(xué)の調(diào)査によると、中國の科學(xué)技術(shù)系の論文を売買する市場(chǎng)規(guī)模は08年までの3年間で約5倍の成長を遂げた。あまりの慘狀に危機(jī)感を感じた中國教育部は09年3月、論文の盜作を検出するソフトを大學(xué)200校に配布している。だが、そんな努力も空しく、同年12月には江西省?井岡山大學(xué)の講師2人が國際科學(xué)誌に発表した論文70本がねつ造であることが発覚し、世界に衝撃を與えた。

こうした風(fēng)潮について、2007年まで長年米國で研究活動(dòng)を行い、內(nèi)外で高い評(píng)価を得ている北京大學(xué)の饒毅（ラオ?イー）教授は「中國の科學(xué)者たちは研究の本質(zhì)に立ち返り、『ゆっくり』を心掛けるようにすべき。どの有名誌に発表したかを競い合っているようではダメだ」と苦言を呈している。（翻訳?編集/NN）