2011年2月14日、新華網(wǎng)によると、江蘇省で開催中の「両會」（人民代表大會と政治協(xié)商會議）で、同省の第12次5カ年計畫期間におけるGDP成長率の目標(biāo)値を、第11次5カ年計畫での目標(biāo)値と比べて3．5ポイント引き下げ年平均10％前後とすることが決まった。

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江蘇省の決定に先立ち、上海市と浙江省も相次いで第12次5カ年計畫におけるGDP成長率の目標(biāo)値を8％とすることを明らかにしている。國家発展改革委員會?長江デルタ地域計畫策定グループのメンバーでもある上海社會科學(xué)院の郁鴻勝（ユー?ホンション）主任は、これらの決定は中央政府の指示によるものではなく、これまでの成長モデルが人口や資源、環(huán)境などの問題に直面した結(jié)果から、戦略的に導(dǎo)き出されたされたものだとしている。

江蘇省では今後5年間でハイテク産業(yè)をさらに成長させるほか、長江デルタ2省1市（浙江省、江蘇省、上海市）で醫(yī)療、教育、住環(huán)境などの整備、そして內(nèi)需拡大をこれまで以上に進(jìn)める計畫がある。専門家の間では長江デルタ地域が今後5年間は“減速”期に入るとみられているが、今回の決定は現(xiàn)狀を客観的にとらえた上での積極的な方向転換だという見方もなされている。（翻訳?編集/岡田）