2011年2月19日、香港紙?明報は「中國高速鉄道の第一人者」と呼ばれる中國鉄道部運輸局局長、中國鉄道部副総エンジニアの張曙光（ジャン?ジューグワン）氏が拘束、取り調(diào)べを受けていると報じた。北米華字ニュースサイト?多維ニュースが伝えた。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

先日、中國鉄道部の劉志軍（リウ?ジージュン）部長が汚職容疑で取り調(diào)べを受けたばかり。張局長もその関連で取り調(diào)べを受けたものと見られる。報道によると、張局長夫妻は米ロサンゼルスに3軒もの豪邸を持つほか、米國とスイスに28億ドル（約2340億円）もの貯金があるという。

米紙ニューヨークタイムズは17日、劉部長取り調(diào)べに関する記事を掲載した。専門家は単なる汚職で中國政府高官が逮捕されるケースは少ないと指摘し、中國政府があまりに急速に進む高速鉄道網(wǎng)整備に不安を戴いた可能性があると報じた。

劉部長は短期間で建設(shè)を進めるため、路線建設(shè)時に品質(zhì)を犠牲にしていた可能性があるという。ある中國鉄道部関係者は、コンクリートの一部には硬化剤が使われていないと明かした。劣化が早く數(shù)年後には現(xiàn)在の運用時速350キロを出せなくなる可能性もあるという。（翻訳?編集/KT）