2011年2月16日、中國(guó)はついに國(guó)內(nèi)総生産（GDP）で日本を抜き世界2位に躍り出たが、「國(guó)民の幸福感」も果たして世界2位だと言えるのか？華字紙?日本新華僑報(bào)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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中國(guó)の昨年の名目GDPは日本より4000億ドル多い5兆8786億ドルに達(dá)し、中國(guó)は世界2位の経済大國(guó)となった。これは改革開(kāi)放30年の偉大な成果といえるだろう。だが、3位に転落した日本は全く落膽しておらず、財(cái)務(wù)大臣は「中國(guó)とGDPの順位で競(jìng)うつもりはない。経済は順位を爭(zhēng)うためのものではなく、國(guó)民が幸せに暮らすためのものだ」と発言した。確かにその通りだ。これは日本だけでなく、中國(guó)にも當(dāng)てはまる言葉ではないだろうか。

中國(guó)のGDP拡大には輸出が大きく貢獻(xiàn)した。世界を席巻する「メイド?イン?チャイナ」は安価な労働力に頼ったものだ。彼ら労働者は中國(guó)の経済成長(zhǎng)を支える中心であるにも関わらず、経済成長(zhǎng)の恩恵を受ける中心ではない。彼らは日々、「幸せ」を感じているのだろうか？

中國(guó)の社會(huì)保障制度はまだ発展途上の段階で、醫(yī)療や教育制度の整備も遅れており、先進(jìn)國(guó)との差は歴然だ。オランダ?エラスムス大學(xué)は「中國(guó)人の幸福感」に関する調(diào)査を1990年、1995年、2001年の3度実施しているが、幸福指數(shù)は下降傾向にある。米ミシガン大學(xué)社會(huì)研究所が2009年12月に発表した調(diào)査でも、中國(guó)人の幸福感は低かった。

民衆(zhòng)の幸福指數(shù)は、経済と社會(huì)の両方が発展してこそ上昇するものだろう。見(jiàn)方によっては、社會(huì)の発展の方がより肝心だと考えられる。溫家寶（ウェン?ジアバオ）首相は第11期全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代）第3回會(huì)議の政府活動(dòng)報(bào)告で、「人民の生活をより幸福に、より尊厳のあるものに」することを強(qiáng)調(diào)した。これこそが、中國(guó)が大國(guó)として進(jìn)むべき方向だといえるだろう。（翻訳?編集/NN）