2011年2月22日付の中國(guó)國(guó)営?新華社通信によると、仏ラジオ?フランス?アンテルナショナル(RFI)電子版は、「中華帝國(guó)が再び世界の中心に」と題したコラムを紹介した。フランス時(shí)事週刊誌記者が執(zhí)筆したもので、「中國(guó)は世界第2に経済大國(guó)にはなったが、これは歐米の落日をそのまま意味するものではない」としたもの。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

歐米がかつて上から見下すような視線で「世界の工場(chǎng)」と形容した中國(guó)は、08年の金融危機(jī)後、世界の経済をけん引する地位にまで上り詰めた。やがて、チャイナ?スタンダードが世界を席巻し、中國(guó)は世界最大の経済大國(guó)となるだろう。

しかし、この急激な発展と成長(zhǎng)の裏には「(経済モデルの)過(guò)渡期、転換」といった問(wèn)題が潛んでおり、不安と脅威が隠れていることは彼ら自身、口には出さないものの重々に了解している點(diǎn)である。政治體制と経済システムの共存に多くの予測(cè)不能な可能性が想定される中、現(xiàn)在の中國(guó)には、さらなる成長(zhǎng)にとって不可欠な謙虛さが欠けているようだ?！捌胶偷呐_(tái)頭”を逐一強(qiáng)調(diào)する中國(guó)であるが、歴史上の前例を見てわかる通り、世界のリーダーとなる國(guó)家が、かつて“平和的に”その地位に上り詰めた例は非常に少ないのだ。

労働者によるスト、株式市場(chǎng)の暴落、年々激しさを増す黃砂、低コストな労働力と輸出に依存した経済構(gòu)造の衰退…いずれをとっても、中國(guó)の成長(zhǎng)を妨げるには至らず、その発展のスピードは緩まるにしても、前進(jìn)の歩みが止まることは、今後數(shù)十年間はないだろう。しかし、創(chuàng)造力を備えた新進(jìn)産業(yè)の成長(zhǎng)や、內(nèi)需拡大に困難を抱えている點(diǎn)は事実。もしも中國(guó)が先進(jìn)國(guó)家の仲間入りを果たしたいならば、これらを打開しなければならない。すなわち、低コスト産業(yè)から高テクノロジー産業(yè)へ、コピー産業(yè)からイノベーション産業(yè)へ、生産業(yè)からサービス業(yè)へ、対外輸出依存から國(guó)內(nèi)市場(chǎng)開拓へ、量から質(zhì)へ、社會(huì)革命を遂げなければならないということである。(翻訳?編集/愛玉)