2011年2月24日、金融業(yè)界で働き、コラムニストとしても知られる余豊慧（ユー?フォンフイ）氏は、ブログに「中國の業(yè)界間収入格差は世界一、問題はさまざまな影響もたらす」と題した記事を掲載した。以下はその內(nèi)容。

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10日付経済參考報によると、中國人力資源?社會保障部給與研究所の統(tǒng)計では、業(yè)界別の収入で中國は最大15倍の格差がある。日本、英國、フランスは約1．6?2倍、ドイツ、カナダ、米國、韓國は2．3?3倍にとどまっている。

15倍という格差は、先進(jìn)國の過去や現(xiàn)在の新興國と比較しても異例の高さだ。給與の差は教育水準(zhǔn)の違いや労働能力では説明できない異常なレベルに達(dá)している。所得が高い金融などの業(yè)界は、中國政府が厳しく參入制限をかけている獨(dú)占市場。業(yè)界の収入の高さは不公平かつ反市場的なルールによってもたらされている。また、業(yè)界內(nèi)部でも大きな収入格差がある。

こうした格差は中國経済の健全な成長を阻害するもの。一部業(yè)界のみが高収入を享受しているとあっては、労働力の自由かつ効率のよい移動を妨げる。また、公平な競爭を疎外し、さまざまな腐敗を生み出すこととなるだろう。（翻訳?編集/KT）