2011年2月27日、在日中國(guó)人のさまざまな悩み相談を行っている「中日ボランティア協(xié)會(huì)」が設(shè)立5周年を迎えた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

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同協(xié)會(huì)は2006年2月18日、中日ボランティア連合會(huì)として発足した。きっかけはその前日に発生した滋賀県在住の在日中國(guó)人女性が日本人幼稚園児2人を刺殺した事件。女性は中國(guó)では比較的高い教育を受け評(píng)判も良かったが、日本に嫁いできてからは言葉の壁や地方での不便な暮らし、差別や孤獨(dú)などによるストレスで精神的に追い詰められていたという。すでに無(wú)期懲役が確定しているが、「話(huà)し相手になるだけでも良いから誰(shuí)か中國(guó)人が助けてあげていれば、彼女があそこまで深い孤獨(dú)と絶望を味わうことはなく慘劇も起きなかった」と協(xié)會(huì)代表の張剣波さんは話(huà)す。

當(dāng)初は中國(guó)人と日本人の有志10數(shù)人で始動(dòng)したが、2008年5月に北京五輪聖火リレーが長(zhǎng)野にやってきた時(shí)、聖火を守るために集まった81人が加わった。ボランティアの數(shù)は現(xiàn)在218人に上る。5年間で約1000人から相談を受けた。その內(nèi)容は國(guó)際結(jié)婚、ビザ、交通事故、雇い主とのトラブル、詐欺被害など多岐にわたる。張代表は、こうした悩みの根本には言葉の壁や文化の違い、日本社會(huì)に対する理解不足や日本社會(huì)で受ける差別などがあるとした上で、「差別以外は自分の努力で解決できる問(wèn)題。まずは自ら社會(huì)に溶け込む努力をすること。権利を主張するのはそれからだ」とも語(yǔ)る。

ここ數(shù)年は知名度が上がり、助けを求める人の數(shù)も急増しているが、事務(wù)所を構(gòu)える資金はない。それでも、張會(huì)長(zhǎng)は「活動(dòng)を縮小する気はない?！阂槐攘愦蟆唬?はゼロより大きい）、何もしないより少しでも何かした方が良いという精神で続けていきたい」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/NN）

＊本記事は中國(guó)新聞社の提供記事です。