2011年3月2日、中國を代表する國際的映畫監(jiān)督チェン?カイコー（陳凱歌）と、夫人で女優(yōu)の陳紅（チェン?ホン）が數(shù)人のスタッフとともに湖北省武漢市の天河空港に降り立った。一行はそのまま車で同省の襄陽市に直行した。3日付で楚天都市報(bào)が伝えた。

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「さらば、わが愛/覇王別姫」などで知られる世界的な映畫監(jiān)督を歓迎する大々的なイベントや、メディア取材も行われなかったため、多くの襄陽市民がチェン?カイコー監(jiān)督の來訪に気づいていなかった。だが襄陽市は、同監(jiān)督の次回作「沙門空?！工鞘褂盲丹欷刖薮螗互氓?唐城影視城の建設(shè)予定地に選ばれた。このため、地元政府は「著名な映畫監(jiān)督の映畫撮影に使用されることで、市の文化産業(yè)の発展と観光資源の開発が見込まれる」と同監(jiān)督を熱烈歓迎しているという。

映畫「沙門空?！工卧鳏稀⑷毡兢稳藲葑骷?夢(mèng)枕獏の伝奇小説「沙門空海唐の國にて鬼と宴す」。遣唐使として唐の都?長安に入った空海らが宮廷の騒動(dòng)や怪異に遭遇するというストーリーのため、映畫化には當(dāng)時(shí)の長安を再現(xiàn)する巨大なセットが必要になる。そこで、約1平方キロメートルの敷地に20億元（約250億円）以上を投じた中國最大の「唐の都」を襄陽市襄城區(qū)に建設(shè)する。キャスティングについては、主人公の空海に渡辺謙の名前もあがっているというが、セットの完成を待つため、クランクインにはまだ1年以上の時(shí)間が必要だという。（翻訳?編集/本郷）