インフレ進む、市民の間には徐々に“慣れ”も―中國

Record China    2011年3月5日(土) 11時47分

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2日、イタリアメディアはこのほど、中國がインフレへの対応を身につけていると報じた。ここ數(shù)カ月中國ではインフレが主要なニュースとなっている。寫真は南京の市場。

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2011年3月2日、環(huán)球時報によると、イタリアメディアはこのほど、中國がインフレへの対応を身につけていると報じた。ここ數(shù)カ月中國ではインフレが主要なニュースとなっている。

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中國の今年1月の消費者物価指數(shù)(CPI)上昇率は前年同期比4.9%と當初の予想を下回ったものの、依然として懸念の聲も存在している。消費者信頼感指數(shù)は2010年第4四半期(10?12月)にも4ポイント低下して100となり、2009年以來最も低くなっている。インフレ拡大が生活や給與に影響することへの中國の一般市民の不安を表している。インフレは中國政府が最も懸念している問題だとも言われる。

インフレによって多くの地域では食費が収入の半分を占めており、市民の生活を大きく圧迫している。コンビニエンスストアを経営するある女性は「ここまで高い物価は今までなかった」と指摘する。

軽食の露店を経営するある男性は、インフレについて考える余裕もないほど一日中忙しく働いている。お焼きの価格はつい最近6角(約7.5円)から8角(約10円)に値上げしたばかりだが、すぐ1元(約12.5円)に再び値上げすることになるだろうと話す。また、ラーメン店を経営する女性は、急速に高まるコストが利益を食いつぶしているとし、店をたたむかどうかの瀬戸際だという。

インフレはすでに慢性化しており、市民の多くは今後も物価がさらに上昇するとみているという。(翻訳?編集/岡田)

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