2011年3月6日、軍事コラムニストの馬鼎盛（マー?ディンション）氏はブログに記事「6000億元の中國(guó)の軍事費(fèi)、どう使うか？カギは仮想敵にあり」を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫(xiě)真】

現(xiàn)在開(kāi)催中の「両會(huì)」で、2011年の軍事費(fèi)が発表された。6011億元（約7兆5400億円）と前年比12．7％増の高成長(zhǎng)となった。中國(guó)の唱える「平和的発展」と反するのではとの批判もあるようだが、中國(guó)政府は財(cái)政全體に占める比率は6％と以前より減少していること、GDP比でも國(guó)際平均より少ないと反論している。

実際のところ、外國(guó)やあるいは自國(guó)の過(guò)去と比較して軍事費(fèi)が多い少ないといってもたいした意味がない。カギは將來(lái)の戦爭(zhēng)のニーズを満たすことであり、仮想敵の強(qiáng)さいかんで決まる。

中國(guó)の軍事費(fèi)大幅増は、政府が強(qiáng)敵に対し戦いの準(zhǔn)備を始めたことを示している。中國(guó)軍事科學(xué)院の羅援（ルオ?ユエン）將軍は、「すべての國(guó)が軍事改革と転換期の問(wèn)題に直面している。米軍も新型空母の開(kāi)発を進(jìn)めているが、そのコストは莫大なもの。中國(guó)も世界の軍事的水準(zhǔn)から遅れるわけにはいかない」と発言している。

もし米國(guó)の軍事技術(shù)レベルに追いつこうとするならば、たとえ年12．7％の高成長(zhǎng)を続けるにしても、最低でも20年は予算増を続けなければならない。（翻訳?編集/KT）