蕓能界の表裏を精密に描き切った禁斷の物語としてセンセーショナルな話題を呼んだ小説「女優(yōu)」（講談社）が映畫化されるにあたり、原作者でもある作家の寺西一浩氏が、本作で監(jiān)督デビューすることが、中國(guó)で人気の日本情報(bào)ポータルサイト?レコードジャパンの報(bào)道で明らかとなった。

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本作は、「あなたには人生を変えるチャンスがあるわ」とスカウトされた1人の少女が、「女優(yōu)」としての人生を踏み出すことから始まる。まったくの素人が、憧れと嫉妬、情熱と裏切りが渦巻くサバイバル?ワールドである蕓能界で、女優(yōu)としての欲望を?qū)g現(xiàn)していく描寫がリアルな筆致で描かれ話題となり、昨年、出版と同時(shí)に豪華キャストで舞臺(tái)化もされ、全國(guó)で公演を行った。

原作の寺西氏は、過去に舞臺(tái)化もされたベストセラー小説「新宿ミッドナイトベイビー」や「クロスセンス」などの著者でもある。いずれの作品も“家族愛”が根本的なテーマで一貫しており、「女優(yōu)」でも母娘の愛を取り上げ、若者が抱く悩みや問題を鋭く描き、若年層からの支持も熱い。

そんな寺西氏の映畫監(jiān)督デビューを応援したいと本映畫製作に賛同したのは、香港の映畫監(jiān)督?プロデューサーでもあり、數(shù)々のヒット作を送り出すサム?レオン(梁徳森)氏。レオン氏は「完全なる飼育?香港情夜?」や「爆裂都市」で監(jiān)督を手がけ、ナインティナインの岡村隆史主演「無問題(モウマンタイ)2」や、第19回東京國(guó)際映畫祭に出品もされた話題作「ドッグ?バイト?ドッグ」など、數(shù)々の人気アジア映畫をプロデュースしたことでも有名。日本?香港?中國(guó)合作映畫「忍者」では、あの魔裟斗を起用して話題にもなった。

もともと交流のあった両氏が本作でタッグを組んだ。原作を軸に、現(xiàn)代社會(huì)が抱える様々な問題を提起しながら文化や言語の壁を乗り越え、本作のテーマである“家族愛”と日中間の“友好”を描こうと意欲を見せる。

寺西氏は3月13日、上海ジェイドリンクホテル（上海君麗大酒店）にて急遽開催が決定した講演會(huì)で中國(guó)から招待され講演する為に電撃訪中する。講演テーマはずばり”愛”について。

香港と中國(guó)を訪問し、本格的な製作開始にあたり、異文化交流と本映畫製作への理解を呼びかける。映畫「女優(yōu)」は、2012年公開予定。