2011年3月2日、オーストラリアのニュースサイト、イースト?アジア?フォーラムは、中國(guó)がビッグ?スリーのなかでリーダーシップをとろうとしていると報(bào)じた。5日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)がWTO（世界貿(mào)易機(jī)関）に加盟して約10年。當(dāng)初は小中規(guī)模の経済體でしかなかった中國(guó)は、主に米國(guó)が作り上げたルールや制度を諸外國(guó)から受け入れてきた。だが、今や中國(guó)は歐米諸國(guó)に肩を並べ、世界経済のビッグ?スリーの仲間入りを果たした。そして國(guó)際秩序の輸出を開(kāi)始し、その影響力を全世界に及ぼそうとしている。

その中國(guó)を米國(guó)は「多くの分野でWTOの協(xié)定に違反している」と非難。さらに中國(guó)は多くのWTO交渉において消極的な態(tài)度をとる一方で、獨(dú)自の貿(mào)易協(xié)定を東アジアに展開(kāi)している。2006年には國(guó)有企業(yè)の保護(hù)を主な理由に、中國(guó)は開(kāi)放路線を失速させた。経済影響力が増すにつれ輸出制限も増加。レアアース（希土類）の輸出規(guī)制などは、國(guó)際貿(mào)易のルールを覆そうとする中國(guó)の意図が見(jiàn)てとれる。

中國(guó)が保護(hù)主義をとれば、他國(guó)も保護(hù)主義をとらざるをえない。ゆえに過(guò)激な保護(hù)主義や産業(yè)政策に歯止めをかけることは中國(guó)にとっても利益になるはずだ。しかし中國(guó)に対して「建設(shè)的な関與」を積極的に行うべき立場(chǎng)にある貿(mào)易相手國(guó)、特に米國(guó)は、人民元と中國(guó)の貿(mào)易黒字にばかりこだわっている。こうした米政府の姿勢(shì)は誤りであり危険であるといえよう。（翻訳?編集/本郷）