2011年3月9日、中國(guó)と臺(tái)灣の関係は大きく進(jìn)展しているものの、臺(tái)灣住民が自らを「中國(guó)人ではなく臺(tái)灣人である」と認(rèn)識(shí)している割合には全く変化が見(jiàn)られず、臺(tái)灣獨(dú)立を掲げる陳水扁(民進(jìn)黨)政権の最後の年となった08年に最も高かったことが分かった。中臺(tái)関係研究の専門(mén)家で臺(tái)灣文化大學(xué)中山?大陸研究所の所長(zhǎng)でもある邵宗海（シャオ?ゾンハイ）氏の談話(huà)を、臺(tái)灣紙?聯(lián)合報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

このデータは、8日に開(kāi)催された海峽交流基金會(huì)（?；鶗?huì)＝臺(tái)灣の対中交渉窓口）の20周年討論會(huì)で明らかにされた。邵教授によると、調(diào)査は08年8月に行われたもの。當(dāng)時(shí)の情勢(shì)としては、中國(guó)との社會(huì)的対立も顕著ではなく、衝突するような狀況も非常に少なかったという。しかし、臺(tái)灣住民が自身を「臺(tái)灣人である」と認(rèn)識(shí)する割合は48．4％に上り、陳水扁政権8年間の中で最も高い割合となった。

「臺(tái)灣人か、中國(guó)人か」の二択で質(zhì)問(wèn)すると、自身を「臺(tái)灣人」としたのは72％、「中國(guó)人」としたのは16％だった。一方、「臺(tái)灣人でもあり中國(guó)人でもある」という選択肢も提示すると、「臺(tái)灣人」との回答は48．4％、「中國(guó)人」との回答は約4％に過(guò)ぎず、「臺(tái)灣人でもあり中國(guó)人でもある」としたのは44％だった。

この結(jié)果について、邵教授は「臺(tái)灣住民は自分の存在位置に関しての態(tài)度が非常にはっきりしている。中臺(tái)関係がいかに変化しようと、內(nèi)心の認(rèn)識(shí)、アイデンティティには影響しない」と分析している。実際、中臺(tái)関係の(経済面などでの)交流促進(jìn)について、6?7割の臺(tái)灣人が「よい影響があった」と認(rèn)識(shí)しているにもかかわらず、依然として多くの人々は臺(tái)灣への帰屬意識(shí)を持っていることになる。（翻訳?編集/HA）