2011年3月9日、前原誠(chéng)司氏の辭任を受け、就任した松本剛明外相について、米華字ニュースサイト?多維新聞は「最初の重要任務(wù)は日中関係」だと論じた。以下はその內(nèi)容。

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親米?対中強(qiáng)硬派で知られていた前原氏に対し、政治姿勢(shì)がまだ良く分からない松本新外相だが、最初に手を付けるべき重要事項(xiàng)は「日中関係」だろう。9日に開(kāi)かれた記者會(huì)見(jiàn)で、枝野幸男官房長(zhǎng)官は「尖閣諸島海域における中國(guó)の動(dòng)きがどんどん挑発的になっている」との懸念を示した上で、さらに監(jiān)視を強(qiáng)める意向を表明している。

一方、9日付ウォール?ストリート?ジャーナルは「日中関係は完全に悪化していない」との見(jiàn)方を示す。中國(guó)外交部は7日、日中韓首脳會(huì)談出席のため溫家寶（ウェン?ジアバオ）首相が5月に訪日すると発表したばかり。だが、中國(guó)の漁業(yè)監(jiān)視船が再び尖閣諸島沖の接続水域を航行しているのが発見(jiàn)された時(shí)期が、ちょうど菅直人首相が政府內(nèi)部の問(wèn)題に四苦八苦していた時(shí)期と重なった。

そのピークが6日、前原氏が政治とカネのスキャンダルで辭任に追い込まれた日だ。前原氏は以前から菅首相の後継者と目されており、親米のタカ派を代表する人物。首相にとっては、領(lǐng)土問(wèn)題で中國(guó)やロシアに強(qiáng)硬姿勢(shì)を貫く頼もしい存在だった。新たに就任した松本外相の政治姿勢(shì)については、まだ良く分からないが、民主黨內(nèi)では小沢派に近い中間派とみられている。（翻訳?編集/NN）