2011年3月13日、東日本大震災(zāi)を受け、中國(guó)人ブロガー?王道（ワン?ダオ）氏は「日本は震災(zāi)で『中國(guó)との絆』を手に入れた」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

日本を襲った未曽有の大地震。実は中國(guó)では當(dāng)初、「日本が沈んでしまえば良かったのに」「日本人が全滅してしまえば良かったのに」といった耳を疑うような聲も一部で上がっていた。だが、その後の日本人の秩序ある行動(dòng)は多くの中國(guó)人の尊敬を集め、こうした雑音を見(jiàn)事に一掃した。

それは、「日本帝國(guó)主義を倒せ」「日本の鬼を倒せ」といったスローガンの中で育ってきたわれわれにとって、日本人のイメージを一変させる光景だった。小さい頃から教科書(shū)や漫畫(huà)、映畫(huà)などで見(jiàn)てきた、あの下品で醜い日本人は1人もいない。當(dāng)初、あれほど日本の不幸を喜んでいた愛(ài)國(guó)青年たちも、さすがに考えを改めざるを得ないと思っただろう。

変態(tài)、ケチ、すけべ…など、われわれは日本人の悪口ならいくらでも思いつくような教育を受けてきた。実は、1979年から現(xiàn)在まで、日本の対中ODA（円借款や無(wú)償援助、技術(shù)協(xié)力）の総額は約2248億元（約2兆7000億円）に上ることを知っている中國(guó)人は少ない。當(dāng)時(shí)の中國(guó)は改革開(kāi)放が始まったばかり。大量の資金が必要だったが、國(guó)際社會(huì)は冷たかった。1番最初に支援の手を差し伸べてくれた國(guó)は、日本なのである。

四川大地震の際も、日本が1番最初に救助隊(duì)を派遣してくれた。5億3000萬(wàn)円もの義援金はサウジアラビアなどを除けば、外國(guó)勢(shì)の中で最多だ。2009年4月には南京事件の被害女性が日本で起こした裁判で勝訴し、損害賠償として455萬(wàn)7300円を受け取っている。支援したのは日本人弁護(hù)士だ。日本の裁判所も公平な判決を下した。何と良心的なのだと感心せずにはいられない。

話を今回の震災(zāi)に戻そう。東京電力が開(kāi)いた記者會(huì)見(jiàn)。社長(zhǎng)らは3號(hào)機(jī)の爐心溶解の可能性について「今のところはっきりしていない」と答えたが、記者団は容赦なく激しい口調(diào)で詰め寄った。これを受け、東電側(cè)は「厳しい狀況」と重い口を開(kāi)いたのである。いわば國(guó)の関連部門(mén)ともいえる東電という相手に対し、メディアがこれほど堂々と切り込むことが出來(lái)るとは。日本という國(guó)はたいしたものだと思った。

日本は大地震に見(jiàn)舞われたが、絶望する必要は全くない。近い將來(lái)、必ずや見(jiàn)事な復(fù)興を遂げるだろう。犠牲者の死を無(wú)駄にしないためにも、力強(qiáng)く立ち上がるだろう。今回の震災(zāi)で、彼らは思わぬものを手に入れた。それは「中國(guó)との絆」だ。すでに中國(guó)の精鋭たち、良心的な人たちが立ち上がり、さまざまな手段で1つ海を隔てた隣人に溫かい手を差し伸べている。日中の友人たちよ、今こそ、コバルト色の海の上に友情の橋を架けようではないか?。ǚU?編集/NN）