2011年3月15日、米華字紙?世界日報(bào)は、東日本大震災(zāi)で甚大な被害を被った日本の今後について、「衰退に拍車がかかるとは斷言できない」としながらも、「再び世界をリードするほどの復(fù)興を遂げるのは難しい」と論じた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

日本は史上最も大きな地震と津波に遭遇し、數(shù)千人の尊い命と美しい風(fēng)景を一度に失くした。今回の大震災(zāi)は、20年も経済低迷にもがき続ける日本にとって、まさに「弱り目にたたり目」。日本の今後に暗い影を落としたことは言うまでもない。現(xiàn)在は余震の心配もさることながら、放射能漏れの問題に世間の関心が集まっている。

いずれにしろ、今回の大震災(zāi)で日本は大きく変わった。政治?経済から國の方針、國民の心理構(gòu)造まで、日本はもはや以前の日本ではない。この國はこれから、どの方向に進(jìn)んでいくのだろうか？

まずは政治。もはや風(fēng)前の燈火となっていた菅直人政権にとっては大きな転機(jī)となった。全國民は未曽有の大震災(zāi)に、與野黨が団結(jié)してリーダーシップを発揮することを求めている。これは菅政権にとって千載一遇のチャンスだ。効果的に國際社會の同情と援助を勝ち取れば、國民の信頼を取り戻すことができ、支持率もうなぎ上りとなる。

それから、日米関係。オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)は真っ先に支援の手を差し伸べ、日本もいの一番に米國に助けを求めた。日本は米國にとって東アジアで最も重要な同盟國。日本が“沈沒”すれば米國のアジア戦略も臺無しだ。そのため、米國は全力で日本の復(fù)興を支援し、引き続き東アジアの「沈まない空母」という役割を擔(dān)わせるに違いない。支援を通じて日本國民の対米イメージが向上することも期待されている。

今回の震災(zāi)が日本の衰退に拍車をかけるかどうかは、今の時點(diǎn)ではまだ分からない。ただ言えることは、日本がどんなに復(fù)興に力をいれても再び世界をリードするほどの力は持てないということだ。日本は米國に頼り中國と連攜しながら歩む復(fù)興の過程で、自らの進(jìn)むべきなのはどの道なのか、その明確な答えが見えてくるのではないだろうか。（翻訳?編集/NN）