2011年3月18日、香港紙?新報(bào)は、頻繁に天災(zāi)に見舞われる日本人は非常に高い危機(jī)意識(shí)をもっていると指摘した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

記事は、日本人の危機(jī)意識(shí)には島國(guó)という地政學(xué)的な環(huán)境と資源不足が関係していると分析。日本の國(guó)土は細(xì)長(zhǎng)く面積も狹いため、ほとんどの資源を輸入に頼っていることが、日本人に本能的な危機(jī)意識(shí)を芽生えさせる原因となっているとみる。70年代の石油ショックは、資源を外部環(huán)境に頼ることによって発生した國(guó)家的災(zāi)難の例だと指摘した。

その危機(jī)意識(shí)のひとつの表れとして、日本人は安全を求める心理が強(qiáng)いと指摘。ゼロ金利であってもなお日本人の貯蓄率は非常に高いこともその理由から説明できるとした。また、日本人の危機(jī)意識(shí)を示す別の例として、靴の置き方を挙げた。日本人はつま先を家の外側(cè)に向けて靴を並べるが、平常時(shí)にはなにげない習(xí)慣でも、非常時(shí)にはすばやく靴をはいて逃げることができる。

記事は最後に、日本人の危機(jī)感は外交においても突然大きな変化を生み出すことがあると分析。明治維新では、それまで攘夷をかかげていた日本が突然開國(guó)を宣言。敗戦後の日本も、米國(guó)に対する態(tài)度を180度転換させた。日本人の思考と行動(dòng)は、危機(jī)意識(shí)によって裏付けられていると指摘した。（翻訳?編集/津野尾）