2011年3月18日、東日本大震災(zāi)で政府に絶大なる信頼を寄せる日本人に驚いた中國(guó)人ブロガーが「従順な日本の民、疑い深い中國(guó)の民」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

未曽有の大地震と津波が日本を襲ったその日からほぼ毎日、日本に長(zhǎng)く住んでいる妻の妹と電話で話をしているが、時(shí)間の経過(guò)とともに日本にいる彼女（および彼女の日本人夫）の方が、遠(yuǎn)く離れた我々よりよほど落ち著いていることに気付いた。例えば17日午後、彼女は筆者の妻にこう聞いた。「中國(guó)は食塩の買い占めで大変なんでしょう？足りないようだったら日本から送ろうか？」。

気丈な言葉の裏には年老いた両親を心配させないための気配りがあるに違いない。だが、彼女たちの家は放射能漏れ事故が起きた福島第1原発からわずか200kmしか離れていない埼玉県にある。東京では通常の20倍もの放射性物質(zhì)が検出され、各國(guó)は自國(guó)民を日本から脫出させるのに懸命だ。このような狀況下で、故意に平気なふりなどできるだろうか？

彼女たちはわざと気丈に振舞っているのではない。「放射能漏れは人體に影響がない」という政府の発表を100％信用しているのだ。「政府がそう言っているのだから大丈夫」と安心しきっている?！竿獬訾蚩丐āⅴ匹欹婴橇鳏骨閳?bào)に注意するよう」言われれば、その通りにする。中國(guó)人のようにわらわらと外に出てきて、「誰(shuí)かから聞いた最新の情報(bào)」を交換しようと必死になることもない。

中國(guó)の役人たちは日本國(guó)民のこうした態(tài)度を見(jiàn)て、秘かに羨ましいと感じただろう。筆者のように「疑い病」が深刻な中國(guó)人は、ここ數(shù)日の枝野幸男官房長(zhǎng)官の苦悩に満ちた様子を見(jiàn)ても単なる慰めのウソにしか聞こえない。中國(guó)人はまず役人の言葉を疑うことから始まる。これが典型的な「中國(guó)式反応」だ。だが、日本人は枝野長(zhǎng)官の睡眠不足を心配し、ツイッター上では「＃edano_nero」が流行語(yǔ)のようになっている。

中國(guó)の役人たちは今ごろ、自分が相手をするのがなぜ日本人のように「従順な民」でなく、中國(guó)人のように「疑い深い民」なのだろうかと嘆いているに違いない。だが、さすがの日本人も日頃から隠ぺいばかりしているような政府の言うことは信じないだろう。枝野長(zhǎng)官や日本政府が誠(chéng)実だからこそ、國(guó)民が安心して付いていくのだということに中國(guó)の役人たちも気付くべきだ。（翻訳?編集/NN）