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17日、一部地域で低迷した中國人民解放軍の2010年の新兵募集活動について、現(xiàn)役の解放軍少將が「企業(yè)と人材を奪い合っている狀況」と指摘した。寫真は2011年2月、山東省済南市で訓練にあたる中國人民解放軍の新兵たち。
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2011年3月17日、中國人民解放軍の2010年の入隊希望者數(shù)が、一部地域で軍の予想を大きく下回る結果に終わったという。中には定員に達せず、2次募集に踏み切る地區(qū)も出現(xiàn)。その原因について、全國人民代表大會代表で元山東省軍區(qū)司令官の淡文虎(タン?ウエンフー)氏が自己の見解を示した。米華字メディア?多維新聞網(wǎng)が伝えた。
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淡文虎氏は、第1の原因として出生率の低下による入隊適齢期の若者人口減少をあげている。第2に青年の大學進學率や就業(yè)率がアップして多くの人材が企業(yè)に奪われている狀況を、第3に「1人っ子政策」がもたらした國防意識の低下があげられるという。大事な1人息子や1人娘につらい軍事訓練などさせたくないという親や、「今さら軍隊で苦労などしたくない」と考える若者が増えているからだ。
第4に入隊希望の大學生に対する優(yōu)遇政策の不備、第5に「優(yōu)撫金(軍人慰労金)」の少なさをあげている。2009年の山東省の労働者1人當たりの平均年収は2萬9678元(約36萬円)、農民1人當たりの平均年収が6119元(約7萬6000円)であるのに対し、兵士への優(yōu)撫金はわずか3000元(約3萬7000円)前後しかない。
こうしたことから淡氏は、國防教育の徹底と國の政策や制度の充実を図ることが必要だと主張。國家は解放軍兵士とその家族をたたえるだけでなく、政治上の地位や退職後の就業(yè)や起業(yè)、福利厚生など兵士を対象とする數(shù)々の優(yōu)遇措置を保証すべきだと語った。(翻訳?編集/本郷)
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