2011年3月21日、未曽有の大震災(zāi)に見舞われながら、「自分より他人」を貫く日本人の姿に感動(dòng)したという香港文化交流基金會(huì)の江素恵（ジアン?スーホイ）主席が、「日本人の精神」と題した記事を中國のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

福島第1原発を救うため、50人の決死隊(duì)が集められた。最悪の場(chǎng)合は命を落とすかもしれない。彼らはそれでも日本、そして太平洋地域全體を放射能の脅威から守るため、危険な作業(yè)に立ち向かった。正義のためなら命を投げ出すことも惜しまない。まるで「忠臣蔵」の四十七士のようだ。その武士道精神の素晴らしさに世界中が尊敬の念を抱いている。

日本人は我慢強(qiáng)い。そこに武士道精神が加わり、獨(dú)特の個(gè)性を作り出している。大地震、津波、放射能漏れと災(zāi)難が続いても、日本人は悲しみを心の奧深くにしまい込み、落ち著きを保った。海外メディアはその様子を「泣くことが出來ない日本人」と表現(xiàn)した。だが、日本人も泣くという本能は持っている。ただ、幼いころから「人様に迷惑をかけないよう」叩き込まれているのだ。

例えば、どんなに悲しくても人目をはばからず大聲で泣き叫ぶのは「迷惑行為」にあたると思っている。だから、ぐっと涙をこらえてひたすら我慢するのだ。日本人はこうして、どんな困難にも涙を見せず黙々と立ち向かってきた。第2次大戦で原爆を落とされるという凄慘な體験をしながらも、見事に復(fù)興を果たした。だから、今回も彼ら大和民族はきっと力強(qiáng)く立ち上がるに違いない。

日本は世界で唯一の被爆國だ。福島原発の事故は第2次大戦の辛い思い出を蘇らせたことだろう。赤穂浪士の精神は100年経っても日本人の中に生き続けている。命がけで忠誠を盡くすのが日本人なのだ。今はただ、50人の決死隊(duì)の無事を祈るだけである。（翻訳?編集/NN）