2018年1月15日、中國(guó)軍事メディアの解放軍報(bào)は、日本は日中関係を改善したいなら行動(dòng)で示すべきだと主張する記事を掲載した。

記事は、長(zhǎng)期間にわたって日中関係の緊張が続いている中で、安倍首相が新年互禮會(huì)で日中関係改善に前向きな発言をしたことは歓迎するとしつつも、「日本は日中関係改善のための実際の行動(dòng)を示すよう求める」とした。

その理由について「日本は、関係改善のための努力を口にはするが、実際の行動(dòng)は信頼を失わせるもので、このような裏表のあるやり方が常態(tài)化している」からだと主張した。

例えば、歴史問(wèn)題は日中関係の政治的な基礎(chǔ)と中國(guó)の國(guó)民感情に関わる問(wèn)題だが、日本は軍國(guó)主義の侵略戦爭(zhēng)の責(zé)任にはふたをし、誠(chéng)実な謝罪をしておらず、靖國(guó)參拝、慰安婦、歴史教科書(shū)などの問(wèn)題における日本の対応は、アジアや國(guó)際社會(huì)の信用を失わせるもので、日中関係改善の障壁になっているとした。

また、尖閣諸島問(wèn)題においては、「古來(lái)より中國(guó)固有の領(lǐng)土であるにもかかわらず、日本は茶番劇を演じ、事実をあいまいにして実効支配を?qū)g現(xiàn)した」と主張。南シナ海問(wèn)題についても、「中國(guó)は爭(zhēng)う余地のない主権を有しており、これは當(dāng)事國(guó)と平和的に解決する問(wèn)題で、部外者の日本は事実を無(wú)視し、誤った言論で問(wèn)題を大きくしている」と批判した。

軍事面においても、「中國(guó)は平和的な発展の道を進(jìn)んでいるのに、日本は中國(guó)の軍事費(fèi)増や軍事力強(qiáng)化について透明性が不足している」と非難した。

さらに、「最近は関係改善の兆しがあるものの、日中関係のもろく複雑な関係に変わりはなく、日本が領(lǐng)土問(wèn)題で挑発してくるたびに、靖國(guó)神社を參拝するたびに、歴史教科書(shū)を改ざんするたびに、日中関係改善の道が遠(yuǎn)のくことを日本政府はよく理解すべきだ」と主張した。

最後に記事は、「日中関係が長(zhǎng)期的に安定することは両國(guó)民の益となり、地域の安定に寄與するため、日本は言動(dòng)を一致させ、日中両政府間の四つの基本文書(shū)と四つの基本原則の基礎(chǔ)の上に、日中平和友好條約締結(jié)40周年を契機(jī)として、日中関係を持続的に改善し、良い方向へと発展させるよう努力することを希望する」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）