2011年3月23日、浙江在線によると、世界史上に殘る大災(zāi)害となった東日本大震災(zāi)だが、中國(guó)でも塩の買い占め騒ぎなど混亂が生じている。そうした中、思いもよらぬ便乗詐欺が登場(chǎng)しているようだ。

【その他の寫(xiě)真】

22日午後、浙江省溫州市に住む李さんの自宅を訪れてきた人たちがいた。政府職員と名乗る彼らは、日本の地震による汚染を防ぐために政府はゴキブリ撲滅活動(dòng)を展開(kāi)していると話し、ゴキブリ駆除薬を買うように言ってきた。

しかし、その姿は見(jiàn)るからに怪しいものだったという。首からはネームプレートをかけているが、手書(shū)きの汚いもので政府公印も押していない。さらに話しかたもあまり教養(yǎng)があるように思えなかった。

當(dāng)局によると、政府はゴキブリ撲滅キャンペーンなど実施していないとのこと。単にゴキブリ駆除薬を売りつけようとする便乗詐欺だったという。もっとも詐欺師たちの話しぶりや芝居はお粗末そのもの。李さんや付近の住人もだまされることなく、買わなかったという。（翻訳?編集/KT）