2018年1月15日、中國メディアの澎湃新聞によると、臺(tái)灣?中國時(shí)報(bào)電子版に「臺(tái)灣人は中國との統(tǒng)一を恐れるべきではなく、むしろ加速させるべきだ」とする記事が掲載された。

記事によると14日、中國時(shí)報(bào)電子版に「統(tǒng)一は臺(tái)灣にとって最良の道」と題する記事が掲載された。作者は臺(tái)灣の政治評(píng)論家である黃智賢（ホワン?ジーシエン）氏で、中國大陸と臺(tái)灣は早く統(tǒng)一すべきだと主張した。以下はその記事の概要。

臺(tái)灣獨(dú)立が不可能であることは、陳水扁（チェン?シュイピン）時(shí)代にすでに明らかになった。2014年のひまわり運(yùn)動(dòng)は、中國との「サービス貿(mào)易協(xié)定」で中臺(tái)の融合に抵抗できなくなるため、恐れから出た行動(dòng)だが、実際には臺(tái)灣獨(dú)立の方が恐ろしいことだ。

中國は日増しに強(qiáng)大になっており、臺(tái)灣経済は中國の支えの上に成り立っている。中國14億の同胞は臺(tái)灣獨(dú)立に敵対的で、統(tǒng)一を切実に願(yuàn)っており、これは臺(tái)灣獨(dú)立が永遠(yuǎn)に成功しないことを保証していると言える。

調(diào)査では、62％の臺(tái)灣人が現(xiàn)狀を維持できないのであれば平和統(tǒng)一することが臺(tái)灣に有利だと回答している。臺(tái)灣獨(dú)立を主張しているのはわずか27％だけだ。もし獨(dú)立に戦爭(zhēng)が伴うと質(zhì)問したら、この數(shù)字は1桁になるだろう。本當(dāng)に戦爭(zhēng)になった場(chǎng)合、獨(dú)立のために戦う人が臺(tái)灣で100人もいるだろうか。

臺(tái)灣人は、2016年に蔡英文（ツァイ?インウェン）の「現(xiàn)狀維持」に覆われたが、この1年半の蔡英文政権の混亂、権威主義で獨(dú)裁的なやり方、日米との連攜は臺(tái)灣を戦爭(zhēng)へと導(dǎo)いていると言える。

統(tǒng)一は、臺(tái)灣においては埋もれてしまっているが、この背後には未知に対する恐れ、現(xiàn)狀に対する劣等感、中國に関する無知からきている。しかし、臺(tái)灣の前途に関心のある人は、中臺(tái)統(tǒng)一こそが臺(tái)灣の現(xiàn)狀を維持する唯一の方法だと分かっている。

中國の態(tài)度は終始?jí)浃铯盲皮い胜?。中國人に対しては自國民として何でも話をつけやすい。しかし外國人に対してはルールに従って対応する。ルールは簡単だ。國土分裂は決して許容しないというものだ。中國は臺(tái)灣に対して辛抱しているが、それは臺(tái)灣人を自國民と見なしているからだ。

時(shí)機(jī)を逸すると、中臺(tái)情勢(shì)はさらに悪化し、臺(tái)灣はより衰退する?，F(xiàn)在の衰退はすでに覆うことのできないほどであり、全面的に崩壊するだろう。それでも將來的に中臺(tái)は結(jié)局統(tǒng)一するが、その時(shí)には臺(tái)灣の尊厳がなくなってしまうだけだ。それで臺(tái)灣人は統(tǒng)一を恐れる必要はなく、むしろ統(tǒng)一を加速すべきだ。

なぜなら、統(tǒng)一すれば臺(tái)灣は現(xiàn)狀を維持できるだけなく、現(xiàn)狀を超えることもできるからだ。中國が全力で臺(tái)灣の幸福のために努力しないことなどあるだろうか？。臺(tái)灣人の知恵と能力を中國で発揮できないとどうして言えるだろうか？

われわれは臺(tái)灣を滅ぼさないために「臺(tái)灣獨(dú)立派」に勇敢に対抗しなければならない。統(tǒng)一こそ、臺(tái)灣にとって最良の道であり、明るい將來が開けるのである。（翻訳?編集/山中）