2011年3月28日、突然の自殺から8年目を迎えた俳優(yōu)レスリー?チャン（張國(guó)栄）の、「最後の午餐」の様子が明らかになった。新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

1993年の映畫「さらば、わが愛/覇王別姫」などで世界中のファンを魅了した俳優(yōu)レスリー?チャンは03年4月1日、香港のホテルで投身自殺を図りこの世を去った。自殺當(dāng)日、レスリーが「最後の午餐」を共にした著名インテリアデザイナーのアルフレッド?モク（莫華炳）氏がこのほど、香港の週刊誌のインタビューに応じ、8年越しでレスリーの最後の様子を明らかにした。

當(dāng)日午後1時(shí)ごろ、イタリアンレストランで落ち合った2人は、店內(nèi)に3時(shí)間ほど滯在。アルフレッドによると、レスリーは食欲はあったものの、ずっと手が震えていたのをよく覚えているという。食事を終えてから、車でアルフレッドを會(huì)社まで送ったレスリーだが、別れる時(shí)に「もう僕に電話してこないで」との一言が。一瞬奇妙に思ったアルフレッドだが、「過去にも似たような事があったので、それほど気に留めなかった」と話している。

さらに午後6時(shí)ごろ、レスリーからの電話を受けたアルフレッドは、「ホテルの窓が開かないんだ」という言葉に仰天。すぐにレスリーの実姉に連絡(luò)し、見に行ってくれるよう頼んだという。しかしレスリーは6時(shí)40分、香港の中心地に位置するそのホテルから身を投げてしまった。その訃報(bào)を知らせる電話にアルフレッドは當(dāng)初、「エイプリルフールのいたずらだろうと思った」という。

命日にあたる4月1日、香港では今年もファンによる追悼式などが行われる予定。彼の代表作の一つでもあるウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督作品「欲望の翼」が上映され、一連の追悼イベントでの収益は、東日本大震災(zāi)の被災(zāi)地に贈(zèng)られる予定となっている。（翻訳?編集/Mathilda）